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2025-04-01

落ち花

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以前のブログにも書いた、いつも通る道端で見かける花。

 

 

この日は雨に打たれながらアスファルトの上に落ちていました。

毎日通る道ですが、落ちた花の形や状態は日々違っていて、それを観察するのが密かな楽しみになっています。

今日の花は、雨の水たまりに滲むように広がり、色鮮やかだった花びらが少しずつ溶けるように変化していました。潰れたもの、形をとどめているもの、二輪が寄り添うように落ちているもの――それぞれに物語があるようで、目を奪われます。

 

 

 

自然が作り出すこうした偶然の造形は、まるでアートのようです。地面に落ちた花を見ると、一見すると終わりを迎えたように思えますが、視点を変えれば、新しい姿を楽しむこともできるんですね。

また明日、この道を歩くのが楽しみです。次はどんな風に花が落ちているのでしょうか?

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